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【パイプ】オールドブリティッシュ5【クラシック】

1 :774mgさん:2006/12/05(火) 23:53:32 ID:/gHldZos
ブライヤーパイプの原点であり、今は失われた、もしくはもう手に入らない古き良き
イギリス製のヴィンテージ物のパイプについて語ったり情報交換したりするスレです。

該当ブランド:
Dunhill (Patent-eraもしくは1960年代以前)
Barling (Pre-Tran、Trans 1968年以前)
Charatan (Lane eraもしくは1988年以前)
Sasieni (Family era 1979年以前)
Comoy's (Pre-Cadogan 1975年以前)
GBD、Loewe、BBB(Pre-Cadogan 1980年以前)
その他上記メジャーメーカーのセカンドブランド、
Astrey's、F&Tなどのショップブランドも可
KB&B(Kaywoodie等)、WDC、CPFなどのアーリーアメリカン
メーカーも暫定的に可

○基本的にestate(中古)パイプを扱うことになります。
○e-bayが主な行動範囲になりそう。アイテムを貼りつけてあれこれ談義もよし。
○スモーカー、コレクター共に歓迎。一穴主義者には目の毒です。
○実用的なスレであると同時に非常にペダンティックなスレでもあります。長文大歓迎。
○パイプ自慢大歓迎。どんどん貼りつけるべし。うぷろだは自前でお願いします 。
○中古パイプに関連した話題であれば、一応製造国を問わず面倒をみます。
○イギリス製以外で盛り上がるようだったらスレ分化で対応します

380 :774mgさん:2007/01/05(金) 23:21:33 ID:WlO7Mj1O
グレッグ・ピースのサイトのエッセイのコーナー、The Briar Chroniclesに、先月とても楽しい
GBD #9438についての記事がアップされていたので、訳出してみました。
グレッグピースが普段どんな風にビンテージパイプをレストアしているのか、そして彼の細かいレストレーション・テクニックまでもが
書いてあってとても興味深いです。そして何より、このスレでウハウハしている自分たちと全く考えることが一緒なオチ(笑)
ぜひご一読ください。

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二本の小さなGBD グレッグ・ピース

ここニ〜三ヶ月のあいだで、僕は二本のレアな、GBD 9438 サドル・ローデシアンを購入することができた。僕はこのシェイプが大好きなのだけれど、
ちょっとした点で普通と違っている奴が欲しかったのだ。数年間も、このシェイプのGranitanとRockrootを探しつづけていて、ついに願いが叶った
というわけだ(どういうわけか、このシェイプは数は出るのにこの2つのフィニッシュだけはレアなのだ)。

Rockrootのほうはある9438マニアから、Granitanはebayから。どちらも届いたときは結構レストアに手間がかかりそうな状態だった。ステムも
ピカピカというわけではなかったけれど、別にレストアで回復できないような点は何もなさそうだった。昨晩のこと、僕はちょっと気分がすぐれなくて
いつものようなアクティブな自分ではなかったから、400、800、1000、1500、2000番のサンドペーパーと耐水ペーパーのセットに二本のステムを掴んで、
中身もなさそうなテレビの前(うん、冗長なんだよね)に腰掛けると仕事にとりかかった。

作業はスムースに進み、結構短いといえる時間のうちに良い具合にあの一つ目の、電気仕掛けの麻酔装置によって精神が麻痺してきた。
ステムには黒さが戻ってきていて、歯型もかなり消え、あとはファイナル・ポリッシュを待つだけになった。

僕はどうにか身を起こすと階下の作業場に降りて、最終バッフィングのためにバフモーターにセッティングを行なった。ことステムに関する限り、
肝心な部分は全てサンドペーパーで終わらせておくべきだ。そうすればステムを、ラインはキッチリ、形はオリジナル、エッジは鋭いまま、
まっすぐシャープに保つことができる。もしバッフィングに頼り過ぎれば、ステム表面には荒れやウェーブが発生し、エッジがなまってしまうことは避けられない。
最終バッフィングはほんの数分間だけ、優しい赤トリポリのタッチだけで済ますことが重要だ。

カルナバワックスをかけ終われば、二本のパイプは両方とも<酸味テスト>にかけることになる。こいつらはどんな喫味なんだろう?

381 :774mgさん:2007/01/05(金) 23:22:32 ID:WlO7Mj1O
読者の方は僕が他のクリーニング・ステップの描写をはしょったことにお気づきだろう。実際、僕はどんなクリーニングもしなかったのだ。
だから書かなかったというわけ。だがこれはまずかった。Granitanに関してはセラーはボウル内はカーボンを薄皮一枚残して上手にリーミングして
くれていたのだけれど、シャンクの中はさっぱりで、最初の一服から問題は明らかになり、一番細いクリーナーもシャンク内までには届きそうもなかった。

通常なら2-3本のパイプクリーナーと少量のアルコールで問題が解決する場面だけれど、この場合はさらにドラスティックな方法をとるべきだと悟った。
ドリリングだ。ドリルと二本の1000番台のペーパーを使うとすぐにシャンク内からタールを除去してをオリジナルの寸法に戻すことができた。
この作業に当たっている間、僕はガーグリングの防止のためテノンを少々削って広げることに決めた。(テノン側のエアホールインレットは、
ある種のビンテージパイプにはよくあることだが、シャンク側の煙道よりもわずかに径が狭かった。これにテノンの端とモーティス底の間の顕著な
ギャップという条件が加わった場合、ほぼ確実にガーグリングを起こす結果となるのだ)

Granitanについては望みがありそうだった。ボウルの中には、ラタキアブレンドとは相容れない、キャプテン(キャプテン・ブラックで、クランチではない。
なかなかこの違いを見分けるのはむずかしいんだ)のべとっとした香りの幽霊が姿を現していたけれど、僕はこれは喫煙を繰り返すことと、
僕の必殺技のオーブン/活性炭メソッドで退治できると考えた。もし変な風にフレーバーがついてしまっているとしても煙草はボウルの底まで
難なく燃焼するのは確かだった。

Rockrootはもっと状態がよかった。バージニア愛好者によってよく調教されたといった感じで、パイプクリーナーを数回通すだけでもう使用可能になった。
内部エンジニアリングは適切でいかなる改造も必要としていない。そしてまさにリッチで旨い煙を燻らすために生まれてきたパイプだと言えた。


これで僕のささやかな9438のコレクションは二本増えたというわけだ。
僕は今大変幸せである。
でもこの作業中に思ったのは、あとはパースペックス・ステムの奴を見つけられたらいいな、ということだった。
それとかっこ良いプレヒストリックも…

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