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【パイプ】オールドブリティッシュ6【クラシック】

308 :774mgさん:2007/03/24(土) 14:03:07 ID:xwlRkER+
A/R用レトルトキット、到着しました。

キットの内容や使用法はShuzed禅師の解説の通りでした。
考えてみると、英語一枚ペラのインストラクションしかないにもかかわらず
問題なく(我々が)A/Rできているのはshuzed氏の詳細な解説に依るところが大半なんですよね。
この場を借りて再度お礼申し上げます。

で、本当ならここで「グボッゴボッ!!」「お兄ちゃん!!」「アッー!!」という展開になるはずだったのですが、
A/Rを実際に使用してみてウーン、と唸ってしまった次第です。

というのも、自分はA/Rをクリーニングの手法、ステム内のタールを除去し、ボウルのカーボンを脱脂する
単純な手法と考えていたのは大きな勘違いだったのではないか、と思うに至ったからです。
もちろんA/Rがクリーニング手法として劣るというような話ではありません。S/Aの延長線上にある
クリーニングメソッドとしてのA/Rの優秀性は非常に高く、こちらのメリットだけでも導入する価値があります。

自分が今考えているのは、A/Rは単純なよごれのクリーニングではなく、
『パイプの喫煙性能のクリーニング』
なのではないか、という1点です。

例としてあげるのは随分前に入手した1948年Dunhill Bruyere #Oです。このパイプはなかなか臭いが取れず、
やむを得ずそのまま喫煙していたものですが、かなり旨いとはいえ、どことなく淡白でそっけない味でした。
先日、濃厚な20年代Dunhill Bruyereを体験したことで、「ひょっとして…」と真っ先にA/Rの対象となりました。
結果ですが、20年代モノには及ばないとはいえ、20年代モノに顕著だった、「香り深く」「芳醇な」味わいが
この48年Oにも負荷されました。

第二の例は、Comoy Old Bruyere 1930年代。このパイプははっきりいってクソ不味く、せっかくの戦前パイプだと
いうのにComoyのコの時も感じさせない、キャラクターのない「水っぽい」パイプでした。
それがA/R後は「あの」、Comoyらしい甘く重い吸い味が復活、香り立ちがやや抑制されるところまでなんとも
Comoyらしい味わいの旨いパイプに一変したのです。

まだたった2例ですが、ここに共通しているのは
「パイプがその本来のキャラクターを取り戻した」
ということではないでしょうか。
これらの例から愚考するに、A/Rは長年にわたる使用ですっかりと<目詰まり>を起こしてしまったブライヤー導管を
強力にクリーニングし、(各メーカーが鎬を削ってキュアリングで実現した)<目詰まりのない>導管の状態に回復させる
能力があるのではないか、ということです。
A/Rが味を<向上させる>のではなく、<回復>させる、としたのは、上記のように単純にパイプが旨くなるのではなく、
そのメーカーの味の個性を取り戻すカタチで喫味が向上するからです。

まだこれは仮説も仮説に過ぎませんが、自分は以上のことを強く感じました。
ブライヤーパイプの「あじわい」には謎な部分が多い、というか謎だらけで、
これもか細い糸のような体験を組み合わせて得た推論ですが、
もし以降A/Rに挑戦される方がおられるようなら、以上の点にも注意していただけると
もしかすると何らかの手がかりが増えるかもしれません。

また、使ってみて分かったのですが、A/Rは道具さえ揃えれば非常に手軽な手法です。
shuzed氏の解説を読み、二本ほど試してみれば楽にコツを覚えることができるでしょう。
estateパイプ愛好家、特に喫味を重視するタイプの方にとっては、事実上のマストアイテムかもしれません。
(それと、もちろんくれぐれも事故や火災に注意しての使用をお願いしておきます)

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